医療業界の新人さん

どこの企業にも春先になると、新人さんが入ってきますよね。その日を迎えるまで緊張が途切れずに「何とか初日だけは問題なく終えたい。」と思うようになるのですが、それと全く同じことを先輩も考えているのです。実際に初日に出社してしまえば両社とも、もう心配事は消え日々の引き継ぎに専念するのみとなっていきます。では、医療業界の新人さんたちはどうなのでしょうか。医療業界では、人数も多いため様々なオリエンテーションを交えながら先輩方と交流を深めるというスタイルをとっているのではないでしょうか。その後は、引き継ぎを行う日々となっていくのですが医療業界では少し異なった引き継ぎ方法を行っていると言います。それは、研修期間の間に全ての科に配属させられるのだそうですよ。あまりイメージがわかないのではないかと思いますので、一般企業を例として考えてみたいと思います。まず、その会社に採用されますよね。その後初出社の日を心待ちにし、何とか無事に終えた後研修期間が始まるのですが「全ての科に配属させられる。」とは、営業から事務・製造などその会社にある課すべてに配属させられるという事なのです。その為長い期間を研修期間として設けているそうですよ。そして、すべての科の研修を終えたら自分がどこの科に一番興味を持ったのか・またどこの科が自分に向いていると感じたのかを提出し、後日実際に配属先となる課が決まるのだそうです。一般企業でも新人さんに対して行ってほしい制度の一つなのではないでしょうか。