仕事によって性格は変わる

人によって、性格は違うものです。性格は生まれ持った素質に加えて、育ってきた環境や教育などによって培われるもののようです。生まれたときから、性格が良い悪いということではないようです。また、人は意識を持って生きることで、自らの性格を育てていくことが出来ます。
よく小さな頃に「尊敬する人」などと聞かれることがあると思います。小さい頃に目標とする人がいることで、その人に近づけるよう、また近づくにはどのような考え方や生き方が必要なのか考えるようになります。そして、大人になると職場によって性格が形成されることもあります。例えば、看護師などは「優しい」イメージが強いのですが、「優しい」ことと「弱い」こととは別であると教えられる職業の一つです。
看護師の職場は生死が関わるとてもシビアな環境です。物事をはっきりさせなくてはいけない職場です。曖昧な返答や判断が取り返しのつかない職場なので、どうしても「正しい」ことは「正しい」、「間違っている」ことは「間違っている」といった自己主張も必要なのです。このような職業による経験から、プライベートでもはっきりと自分の意見を述べることがあったり、また人を指摘することもあるようです。
看護師を目指す人が聞くと看護師の道を進むことに躊躇ってしまいそうですが、看護師は単に気が強いわけではありません。はっきりとしたものの言い方の奥には、本当の優しさが隠れているのです。そのため、新人の頃は先輩からの指導に対する悩みが尽きないといいます。しかし、その悩みを乗り越えてこそ、優しくて強い看護師になれるのだと思います。
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